フィリピンで子供が入院 その②入院編

救急外来で薬をもらって帰ったものの、、、熱は全く下がらず。。
翌朝には下痢も始まり、全く食欲もなく、水分もあまりとれない状態になったので、もう一度同じ救急外来へ。

日曜の朝ということもあり、前日よりは空いていて、また同じ手順で小児科専用の処置室的なところへ。
ドクターの問診で「脱水症状あり」ということでまず点滴。
点滴開始と同時に、、脱水症状が回復するまで帰れませんけど良いですか?ということで、つまりは入院に。

結果的にこの日から5日間入院することに。
色々書くと長くなるので、この入院で分かったフィリピンの病院事情というか入院について記載します。

・かかりつけ医がいないと「主治医」がつかない
・主治医がつかないので、ただひたすら対処療法をされるのみ=パラセタモールという当地で主流の解熱剤をひたすら与えられるのみ
・主治医がつかないので、診断をつけようとする人がいないからいつまで経っても原因が分からない
・毎日「あなたは誰ですか?」という感じの医者かナースか分からない人たちがやってくるけど基本的にはただの生存確認
・救急外来などでやる「検査」は網羅的ではないので、必要と思う検査は自分でリクエストしないとやってもらえない(特にかかりつけ医が不在の場合)

ということで、色々紆余曲折あり、入院3日目にして小児科医を自分で手配して主治医にしてもらい、
その人に「プールに入っている」などと伝えたら
「では粘膜検査もやろう」
ということで、その検査から出たのが
アデノウィルス

日本ではプール熱と言われるやつで、よくありますよね。。。
こちらではそもそも知られていないようで、救急外来でもプールのことは伝えたけれども、
そこでは「じゃあ尿検査やろう」と、ただひたすら尿検査の繰り返し。。
アデノの可能性が疑われることもありませんでした。。。

もしBGCのセントルークスで小児科医でお困りの方がいましたらご連絡ください。
紹介してもらって主治医についてくれた先生はとても良い先生でした:)

早く外で遊びたいよーの入院中の写真